1.日本酒の常温提供の障壁
これまで、低精白や生酛、山廃造りなどの、こくがあり、ふくよかなボディを持つ日本酒は、常温(冷や)以上の温度で提供するのがよいとされてきました。
しかしながら、日本には四季があり、季節ごとに温度が目まぐるしく変化します。
その為、普通に室温保管すると、デリケートな日本酒の品質を低下させる上、お客様に厳密な意味での常温提供ができませんでした。
2. SAKE CELLARの導入
今までの市販のワインセラーは、横置きが基本で、縦置きが基本の日本酒(一升瓶)が入るセラーはなかなかありませんでした。
その中、SAKE CELLARがリリース。
弊店若主人の栗栖 純一が日本ソムリエ協会の日本酒資格「JAPANESE SAKE DIPLOMA」を取得し、日本酒の厳密な温度帯での提供の重要性に気づいた時期とも重なり、即導入を決めました。
その後、厳密な温度帯で日本酒の提供が可能となり(特に常温)、お客様から
「提供温度が良く、日本酒がすばらしく美味しい」とお褒めの言葉も度々いただくようになりました。
また、SAKE CELLARはマイナスの温度での管理も可能で、熟成のポテンシャルのある日本酒を氷温熟成して、提供するという新しい提案もできるようになりました。
3.京料理 本家たん熊 本店について
昭和3年、初代主人が割烹スタイルの店を創業。板前割烹の草分けとして多くの文化人に愛されてきました。素材に余り手を加えず、その良さをストレートに出した直球勝負の料理が身上です。そこには「目利きと腕」が常に問われる緊張感がみなぎります。三代目は時代のニーズに応えながら、初代の料理を再現しています。名物はすっぽん鍋。臭みが全くなく、すっぽんの滋味のみが凝縮した逸品です。
2009年からミシュラン京都版にて、毎年欠かさずに星を獲得。
2020年度版では、「魅力的なワイン」「魅力的な日本酒」の施設マークもいただきました。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA、WSET LEVEL.3を取得している若主人を筆頭に、ソムリエ・サービススタッフが、全国の日本酒と世界中のワインを組み合わせたペアリングコースを提案。
御料理を楽しみながら、本格的なワインや日本酒を楽しめます。(ワインは約150銘柄、日本酒は約30銘柄をオンリスト)
京料理 本家たん熊 本店
〒600-8014
京都市下京区木屋町通仏光寺下る和泉屋町168
050-3628-1645 WEB http://www.tankuma.jp
SAKE CELLAR®は、日本酒の美味しさを最大限に保つために開発された日本酒セラーです。
プレミアムな日本酒の本来の美味しさを保つことができます。